常翔学園春の見学会に参加してきました。
はじめに
中学受験を検討されている保護者の皆様にとって、学校選びは大きな決断です。志望校を決めるうえで大切なのは、学校の教育方針、学習環境、施設の充実度など、実際に足を運んで感じ取ることです。
2025年3月22日に開催された「常翔学園中学校 春の見学会」に参加してきました。そこで伺った最新の情報や私の感想などを含め、この学校の魅力を詳しくお伝えします。常翔学園中学校がどのような教育を提供し、どんな環境で生徒が学び成長していくのか、これから受験を考えているご家庭の参考になれば幸いです。

(常翔学園中学HPより)
学校の基本情報・2025年度入試の状況
常翔学園中学校は2011年に開校し、2025年時点で15年の歴史を持つ学校です。新しい学校でありながら、近年の人気は高まっており、2025年度の入試では1,014人が志願しました。この数字は、大阪府内の私立中学校の中でもトップ10に入る規模であり、年々受験者数が増加していることがわかります。
さらに、偏差値も5年前の52.3から55.5へと上昇しており、受験生の学力層も高まりつつあります。これは、学校の指導力や教育プログラムが保護者から評価されている証とも言えるでしょう。
学校の立地も魅力のひとつです。大阪・梅田駅からスクールバスを利用すれば約25分で到着します。大阪市内在住の生徒が47%、大阪市以外の大阪府内(主に東部)の生徒が37%と、広範囲から生徒が集まっています。

教育方針
常翔学園中学校の教育理念は、「自主・自立」と「職業観の育成」にあります。
自主・自立の育成
中学・高校の6年間で、生徒自身が考え行動できる力を育てることに重点を置いています。授業では単に知識を詰め込むのではなく、生徒が主体的に学ぶ姿勢を大切にしており、探究学習やグループワークを多く取り入れています。
職業観の育成
社会に出たときに即戦力として活躍できる人材を育てるため、実践的な教育を導入しています。その一環として、隣にある大阪工業大学の施設を活用し、実験や実習を行うことが可能です。こうした取り組みが、生徒の将来の進路選択に役立つのは間違いありません。
また、英語教育にも力を入れており、英会話を重視したカリキュラムが組まれています。英検やTOEICなどの資格取得を目標にすることで、大学受験や将来のキャリアに役立つ英語力を身につけることができます。
click!→常翔学園中学校の魅力とは?—春の見学会レポート 第2回:充実の学習環境—入試・カリキュラム・学習サポート
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