公文で「中学受験」はできるの?って悩んでいませんか?
実は公文では、公にはしていないのですが、公文式で高い学力を身に着けた生徒を対象として、私立中学受験についてのサポート制度があります。
けれど、インターネットで調べてみても、結局のところどんなシステムなのかわからない…ということで悩んでいませんか?
当サイトの管理人も、公文の制度について実際にインターネットで調べても分からず、公文に通わせていたときに、気になっていました。
そこで、公文の中学入試に関する制度について具体的にご紹介したいと思います。
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中学受験で公文生徒への推薦制度はあるの?
たまたま、私立中学受験をする中で、「公文の私立中学サポート制度」というものがあることを知った…っていう人もいませんか?
実際に私もその一人です。
「普通に受験をしようと思っているけれど、公文の制度があるなら、楽に受験ができるのでは?」だとか、「公文の提携中学はどこ?」って気になっていませんか。
私も、実際に我が子に公文をやらせていましたが、そんな話を聞いたことはなかったし、小学校4年生ぐらいから、塾に通わせることを検討していました。
公文は、低学年の間だけで、その後は塾に切り替えるつもりだったのです。
ですが、そこで、話に聞いたのが、公文の私立中学受験紹介制度(以下、サポート制度)というものでした。
こちらの情報について当サイトでは、私が調べたことや、知っていることなど、掲載できる範囲で掲載しておきたいと思います。
公文で中学受験に有利になる制度がある
公文の中学校推薦制度なんて聞いたことがないし、ネットでもそういうものをあまり見かけない…って人もいると思います。
ですが、結論から言うと、「公文には私立中学校を受験する生徒のためのサポート制度」というものは、たしかに存在しています。
実際に、その制度を利用して私立中学に入学している生徒さんも教室には数名程度いるそうです。
このサポート制度とは、「公文に通って、一定のレベルに達すると公文と提携している学校に〈しっかり学力がある生徒ですよと紹介される〉」というものです。
ですので、推薦というわけではなく、「サポート」ですので、100%の合格を保証するものではありません。
そして、求められる基準や、入試方法はその学校によって違うので、自分の目指すレベルに達する必要があります。
サポートを受けるための方法
このサポート制度では、まずは公文の教室の先生に、中学受験でサポート制度の利用を考えていることを相談します。この相談は子どもが例えば小学校1年生の時でも可能です。
そうすると、「くもんの進学のひろば登録用紙」をもらうことができますので、そこで登録が終わると、公文の紹介校を公文の生徒保護者用のホームページから確認することが出来ます。どのような学校に紹介してもらえるかを知るためにも、早めに登録をしておいたほうがいいですね。
提携している学校については、希望者の登録制ですので、一般の方や、サポート制度を利用するつもりがない人は、ネット上では、見ることはできません。
公文の提携校は全ての私立中学校ではないのですが、最近評判を高めている私立中学も紹介校にあったりします。ただし、都市部(主に首都圏・近畿圏)の中学が多いようです。
〈紹介〉をもらえれば、受験がかなり楽になります。
公文のサポートを受けて受験する場合でも、公文以外の受験生と同様に入試を受けます。でも、仮にその入試の時に実力を発揮できなかったとしても、「公文で学習をしてきて学習習慣があるし、一定の学力はある生徒なんだな。」と中学校が判断して、合否の判断にプラスになるということのようです。
普段からの努力を実力を認めてもらえるのがいいですね。
情報は全て指導者の先生とやりとりをすることになる
公文のサポート制度は、公文と私立中学校の間での一般の入試とはまた違う特別な紹介制度となります。
情報を得るには、公文の先生とやりとりをすることになります。
条件は、私立中学によって異なるが専願のみ、コースを選ぶことは出来ない

この公文のサポート制度ですが、注意点としては、専願受験すること、コースの如何を問わず、合格したら必ず入学することが条件となっています。
また、コースについては、志望校の紹介基準を満たしていることに加え、入試の結果により学校が判断します。
入試でよりよい結果を出す必要がありますし、「上位コース(または特待生)でなければ入学しない」という場合は、この制度をご利用できませんのでご注意ください。
私立中学サポートを受けたから合格するし、選び放題というわけではないけれど、「第一志望でこの中学に入りたいと熱望する子」に入学してもらいたい、という事です。
私立中の公文生担当の先生による個別相談が可能
公文生の受験対策や、制度を利用した先輩公文生の様子などは、その中学の公文生担当の先生にのみ、相談することになります。
例えば、その中学の説明会に参加した場合に細かい受験の相談をする場合は、事前に中学の公文生受験者担当の先生に連絡することが必要になります。
先生のお名前はサイトの学校詳細ページで確認することができるようになります。
逆に、紹介基準や制度全般に関することは、直接学校に尋ねることはできません。
数学・国語のいずれか未習の場合の併習が必要
この制度を利用するには、以下の条件があります。(2024年現在)
①小6の4月以前に数学・国語いずれも学習履歴があること。
②小6の4月時点で数学か国語か英語を公文式教室で学習していること。
③中学受験の時点(小6の1~2月)でも公文の学習を継続していること。
④専願受験して合格したら必ず入学すること。
⑤小6の9月末時点で、受験を希望する学校が設定している「紹介基準*」を満たしていること。
*紹介基準とは 学校により異なりますが目安としては
・公文式の数学と国語でG教材(中1レベル)以上を学習している。
・学習到達度テストで数学・国語ともに正解率が70%以上とっている。
学習到達度テスト(F教材終了相当)とは
学習到達度テストは、このサポート制度を利用する小6生を対象とした、7月行われるテストです。算数と国語の、小学校6年までの内容が出題されます。いわゆる中学受験で出題されるような複雑な問題ではなく、公文式の数学と国語のF教材までの内容と、小学校教科書レベルの内容とのことです。
このテストでしっかり点数を取るためには、小5までにF教材を終えてG教材以上を学習しておいたほうがいいですね。
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公文の私立中学受験サポート制度は、志望度が高い人向け

このサポート制度は、中学校側が公文でコツコツと勉強していることを優先して取りたい、ということから公文との信頼関係で成り立っている紹介制度になります。
私立中学側としては、公文で学習習慣を身に着けている生徒が、中学入学後に高い学力となって、大学入試でもいい成果につながっているということから、このような生徒に入学してほしいと考えているようです。
だから、もしも第一志望の私立中学があり、その学校が紹介校リストに入っているなら、使ったほうがいいと思います。
ちなみに、サポート制度に登録をしておいて、その後やっぱり進学塾に移行して中学受験をする、という場合でも、特にペナルティやデメリットはありません。
サポート制度を使うリスクは?
注意点としては、サポート制度を使う場合、「専願」となることや、「公文を小6学年末まで続けている必要がある」ということになります。
併願したい場合には、あまりおすすめできません。
また、中学受験塾と公文の同時並行で進めていくのは厳しいため、公文に専念することになります。
ある程度の学力があれば私立中学への入学につながりやすく、進学塾に通う必要もなくなる(時間面や金銭面の負担がなくなる)というメリットはありますが、いろいろな学校への進学の可能性を優先したい場合はこの制度は使えなくなりますので、そのあたりもお子さんと一緒に、どうするべきか考えてみてください。
公文の生徒を対象とした中学受験推薦(紹介)のまとめ

今回はくもんの私立中学サポート制度についてご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか。
公文の私立中学サポート制度は、専願であることはもちろんですが、この制度の利用を検討中の小学6年生を対象とした独自テストといった学習度到達度テストで、数学・国語のF教材終了レベルで、各科目ともに80問/40分での問題で点数を取る必要があります。
また、この制度を利用して受験する公文生は入試テストが免除されるわけではありません。
公文を学習していて、将来は中学受験をするかもしれないという場合は、小学校低学年の時点でも通っている公文の教室の先生に相談をして、まずはこのサポート制度(進学のひろば)への登録をしておくといいですね。
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