【近畿大学附属中学校 学校見学&説明会レポート】第2回:近畿大学附属中学校の3つのコース紹介~多様な進路選択を可能にする仕組み~

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第2回では、近畿大学附属中学校の3つのコースについて詳しく解説します。

第1回:自らの未来を切り拓く力を育む、ハイブリッド型大学附属校の魅力に迫る! はこちら)

3つのコースとは?

近畿大学附属中学校には、生徒の進路希望に合わせて、以下の3つのコースが設置されています。

 ■医薬コース:医歯薬系大学への進学を目指すコース

 ■アドバンストコース:国公立大学・難関私立大学への進学を目指すコース

 ■プログレスコース:近畿大学への進学を重視するコース

各コースの詳細

医薬コース

●医歯薬系大学への進学を目標とするコースです。学年に1クラスあります。

●およそ7割弱が医療系学部に進学しています。

●近畿大学医学部・薬学部との連携が強く、大学の施設を利用した実習や、現役の医学生・薬学生との交流など、専門的な学びを深めることができます。

●近畿大学の学科試験免除で近畿大学の医学部、薬学部への附属特別推薦入学を押さえつつ国公立大学医歯薬系学部を受験することが可能です。ただし私立大学との併願はできません。

アドバンストコース

●主に国公立大学への進学を目標とするコースです。学年に3クラスあります。

●近畿大学への進学も選択肢に入れることができます。

●国公立大学受験対策に特化したカリキュラムが組まれており、高い進学実績を誇ります。

●近畿大学への進学者は25%、国公立大学への進学者は30%、難関私立大学への進学者は24%です。

プログレスコース

●近畿大学には附属特別推薦入学試験制度を利用して進学することができるコースです。

●21世紀型思考力を重視したカリキュラムが組まれており、総合的な学力を育成します。

●近畿大学への進学者は80%、難関私立への進学者が5%です

●世間では大学附属校のことを「エスカレーター式」と呼んで、努力しなくても進学できるというイメージがありますが、近大附属では学力レベルが一定の水準を満たしていない状況であれば中学1年生でも強制的に補習に参加しなければならないという形を取っています。

コース変更について

近畿大学附属中学校では、入学後3度の機会でコース変更が可能です。

プログレス→アドバンスト / プログレス→医薬 / アドバンスト→医薬

3度の機会とは → 中1→中2 / 中2→中3 / 中3→高1

そのため、入学後に自分の興味や関心が変化した場合でも、柔軟に対応することができます。

中学入試でのコース選択

合格基準点は医薬→アドバンスト→プログレスの順となっています。第一希望を医薬コースとした場合、アドバンスト・プログレスへのまわし合格の可能性があります。また、アドバンストを第一希望とした場合はプログレスへのまわし合格の可能性があります。

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