早稲田大阪高校とは
2025年4月より、早稲田摂陵高校は「早稲田大阪高校」へと校名を変更します。この変更は、早稲田大学との連携を強化し、進学実績の向上を目的としたものです。これまで同校は、特に吹奏楽部の実績や充実した寮生活などで注目されてきました。校名変更により、早稲田大学への進学を希望する受験生にとって、より魅力的な選択肢となることが期待されています。

(早稲田大阪高校ホームページより)
学校概要
学費
早稲田大阪高校の年間学費はおおよそ100万円程度です。これには授業料、施設費、諸経費が含まれますが、別途教材費や制服代、部活動費などが発生します。特に寮を利用する場合は、寮費や食費が別途必要となります。
アクセス
早稲田大阪高校は、大阪府茨木市宿久庄7丁目20-1に位置し、以下の駅からスクールバスが運行されています。
- 阪急茨木市駅
- JR茨木駅
- 阪急北千里駅
- 北大阪急行・大阪モノレール千里中央駅
- 阪急石橋阪大前駅
スクールバスの乗車時間は約20分で、日曜日・祝日・学園休業日は運行されていません。
また、阪急バスを利用する場合は、阪急茨木市駅・JR茨木駅から「彩都西駅」行きのバスに乗車し、「彩都あさぎ三丁目」で下車、徒歩1分で到着します。
コース編成
早稲田大阪高校には、以下の3つのコースが設置されています。
- 早稲田コース(74名):早稲田大学への内部進学を前提とした特別カリキュラムを提供。
- 文理コース(70名):難関大学を目指す生徒向けの進学指導が充実。
- 総合コース(140名):幅広い進学・就職に対応し、個々のキャリアプランに応じた指導を実施。
制服
伝統を重視しつつ、洗練されたデザインが採用されています。特に女子の制服は上品なカラーリングが特徴で、多くの生徒に支持されています。
偏差値・倍率
コースによって偏差値は異なりますが、概ね55~65の範囲です。特に「早稲田コース」は競争率が高く、例年倍率が上昇傾向にあります。
部活動
吹奏楽部は全国大会常連の実力校であり、学校の象徴的な存在です。その他の運動部・文化部も活発に活動しており、文武両道の校風が根付いています。野球部は早稲田大学と同じデザインのユニフォームであり、このユニフォームを着ることができるのもこの学校の魅力と言えます。
校則
比較的厳格な校則が定められており、スマートフォンの使用制限や服装の規定が細かく管理されています。学業だけでなく、生活態度の指導も徹底されています。
早稲田大学への内部進学
推薦枠と進学実績
早稲田大阪高校は、早稲田大学の系属校として74名の特別推薦枠を有しています。多くの生徒が早稲田大学への進学を果たしています。例えば東京の子どもでも、早稲田大阪高校に入学して寮生活することで、早稲田大学への進学が可能になるというのは、かなり魅力的です。

(早稲田大阪高校ホームページより)
早稲田コースの特徴
早稲田大学への進学を前提とした「早稲田コース」では、内部進学向けの特別カリキュラムが組まれています。大学受験を経ずに進学するための学習プログラムが用意され、大学のカリキュラムに対応できるような高度な授業が実施されています。
内部進学の基準とリスク
内部進学には、一定の学力基準と生活態度が求められます。具体的には、
- 定期テストの成績:一定の基準を満たすことが必須
- 課外活動の評価:学校生活全般における姿勢も重要視される
- 生活態度の遵守:校則違反が多い場合、推薦が取り消される可能性あり
成績が基準に満たない場合や、素行に問題があると判断された場合は推薦が受けられません。そのため、早稲田コースに所属する生徒であっても油断は禁物です。
受験情報
募集要項と合格発表
毎年、募集要項は更新されるため、受験希望者は早稲田大阪高校の公式サイトで最新情報を確認することが不可欠です。
入試対策
- 過去問の分析:合格最低点を把握し、出題傾向に合わせた学習が重要。
- 面接対策:内部進学希望者は、将来の進路計画について明確なビジョンを持つことが求められる。
- 推薦入試と一般入試:推薦入試では成績基準が重視されるため、早めの対策が必要。
早稲田大阪高校から早稲田大学への内部進学についてのまとめ
早稲田大阪高校は、早稲田大学への内部進学を目指す生徒にとって魅力的な選択肢ですが、その道は決して安易なものではありません。内部進学には厳格な基準があり、定期的な学習習慣の確立や生活態度の管理が求められます。早稲田大学を目指すのであれば、高校入学時から一貫した努力が必要です。
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