全国統一小学生テストのメリットとデメリット

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全国統一小学生テストって受けた方がいいの?

はじめに

全国統一小学生テストは、四谷大塚が主催する全国規模の模試で、小学1年生から6年生までが無料で受験できます。このテストでは全国の同学年の児童と成績を比較できます。四谷大塚はこれで学力を客観的に確認することができると受験を勧めています。

この記事では、全国統一小学生テストのメリットとデメリットについて詳しく解説し、申し込み方法や結果の確認方法、成績優秀者への特典についても紹介します。


全国統一小学生テストとは?

全国統一小学生テストは、四谷大塚が年2回(6月と11月)実施する大規模な学力テストです。全国の指定会場で実施され、学年ごとに異なる問題が出題されます。

試験日程

例年、以下の時期に実施されます。

  • 6月上旬(夏の試験)
  • 11月上旬(冬の試験)

2025年も同様のスケジュールが予定されています。申し込みは試験日の1〜2ヶ月前から開始されます。

申し込み方法

公式サイトや四谷大塚の提携塾・会場を通じて申し込むことができます。受験会場を選択し、事前に試験対策を進めることが可能です。

四谷大塚では、過去問を活用した学習を推奨しており、事前に類似問題を解くことで対策をすることができます。

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全国統一小学生テストのメリット

全国規模での順位が分かる

このテストでは、全国の同学年の児童と比較した順位が分かります。学校のテストでは分からない全国レベルでの自分の立ち位置を知ることができると四谷大塚ではPRしています。

無料で受験できる

通常の模試は有料ですが、このテストは無料で受験できます。ただ、世の中には「タダほど怖いものはない」という言葉があるとおり、受験することで四谷大塚系の学習塾への入会促進に子どもや保護者の情報(住所・氏名・電話番号・メールアドレスなど)が使われる可能性があります。

詳細な成績分析が受けられる

試験後、受験者には詳細な成績分析が提供されます。

  • 得意分野・苦手分野の把握
  • 各科目の偏差値
  • 全国平均との比較

これにより、今後の学習計画に役立てることができます。

成績優秀者には特典がある

成績優秀者には特典があり、四谷大塚の特待生制度や、上位者限定の特別講座への招待などが用意されています。

過去問を活用して学習ができる

四谷大塚の過去問を活用することで、出題傾向や時間配分を把握し、本番に向けた対策が可能です。


全国統一小学生テストのデメリット

入会を勧められることがある

四谷大塚が主催するため、受験後に入会を勧められることがあります。塾に通う予定がない場合、勧誘が負担に感じることもあるかもしれません。

賢い子でも結果が低く出ることがある

このテストは学校のテストとは異なり、思考力や応用力を重視した問題が多いため、普段成績が良い子でも低い結果が出ることがあります。テスト後に「こういう問題が解けるようになるためには四谷大塚での学習が必要なんです!」と強く勧誘をされる可能性があります。

結果がWebで確認できるが、紙の成績表がない

試験の結果はWebで確認できますが、紙の成績表が送付されないことがあります。紙で記録を残したい家庭にとっては不便かもしれません。

受験会場が限られる

指定された会場で受験する必要があり、近くに会場がない場合は移動が必要になります。交通費や時間の負担がかかる可能性があります。

難易度が高く、自信を失うことがある

学校のテストよりも難易度が高いため、思うように成績が取れず、自信を失う子もいるかもしれません。

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全国統一小学生テストは受けた方がいいの?

全国統一小学生テストは、全国での学力順位を知ることができること、成績優秀者には特典があること、無料で受験できる点は大きなメリットです。

しかし、入会の勧誘があることや、普段成績の良い子でも低い結果が出ることがある点には注意が必要です。

十分メリットとデメリットを比べて、受験するかどうかを考えた方がいいですね。

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