幼児のおけいこごと選び大切なポイント3選

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もうすぐ春・新学期。特に幼児の保護者の方は、わが子のおけいこごとをどうしようかと悩みますよね。
わが子の将来を考えて、失敗しないおけいこごと選びをしたいために、大事なポイントをまとめてみました。
もうお子さんが大きくなったママやパパは知っているけど、幼児の子を持つママ友・パパ友ではなかなか知ることができないポイントだと思います。

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あれこれ追加して半端にならないように考える


ママが「バイオリンをさせたいな」、パパが「サッカーをさせたいな」、子どもが「友達の○○ちゃんが行っているスイミングに行きたい!」などと、それぞれの希望を積み重ねると、気が付くとおけいこごとにスケジュール的にも金銭的にもふくらんでしまいがちです。
子どもの希望もある程度は受け止めつつも、やはり親がリードして調整をしておくことがポイントです。

「4つの育」を軸に考える

では、どうやって親がリードするか、ということを考えていきましょう。
そのポイントは「4つの育」です。
「4つの育」とは、
(1)知育  (2)徳育  (3)体育  (4)美育  です。
最初の3つは比較的聞く言葉ですが、美育はあまり聞かない言葉かもしれませんね。
ではそれぞれどういうことか、説明しますね。

(1)知育

これは簡単に言えば「お勉強」の分野ですね。
幼児期であれば、まず「ことば」と「すうじ」の世界に触れることです。
せめて小学校に入る時には、自分の名前のひらがなの読み書きはできる必要がありますし、連絡帳を書くときに日付を書くにはある程度の大きさの数字も理解しておきたいですよね。
具体的なおけいこごとで言えば、公文式教室や学研教室などでひらがなの読み書きやたし算ひき算を練習するものにあたりますね。

(2)徳育


これは道徳やしつけの分野ですね。
いいことと悪いこととの区別がつくこと、守るべきルールを守ること、やさしく周りの人に接すること、基本的な敬語を使えることなどをイメージしてほしいです。
日頃からの読書(幼児の場合は読み聞かせ)や、親子での会話を通じて、身につけさせたいことです。
チャレンジなどの通信学習では、このような分野にも触れている面があります。

(3)体育

これは文字通り体力づくりです。
基礎体力をつけると同時に、体を動かすことが楽しいと感じてくれるようになるといいですね。
具体的にはスイミングスクール・サッカー教室などにあたります。

(4)美育

これは音楽や絵画などの美的センスを高める分野です。
良い音楽・良い絵画に幼児期に触れること、そして表現の経験を増やすこともとても意義があります。
ピアノ教室、絵画教室、習字などがあてはまります。

上の様に4つの育の例をあげましたが、複数の分野につながるものもあります。
例えば柔道や剣道などであれば、体育と徳育(礼儀)を経験することができますし、チアリーディングやバレエは体育と美育の側面がありますよね。

おけいこごとの全体バランスを大切に

では「4つの育」のおけいこごとを全部やったらいいのかというと、時間も予算も限りはあるので、優先順序やバランスを考えるのが一番大事なポイントになります。
私がアドバイスしているのは、このバランスです。
 知育+徳育 が7割
 体育+美育 が3割

やはり長い目で考えると、お勉強ができることはとても大切です。幼児期の学習は学びの一番の土台になりますし、この時期に学ぶことに苦手意識を持たないためにも習慣づけをしておきたいものです。ですから、主には知育関連のおけいこごとは必須として、たくさん絵本の読み聞かせをしてあげることは優先したいことです。
一方で、体力を高めることもある程度は必要です。体力があることで外遊びの経験をたくさんすることにもつながりますし、コーチとの師弟関係を通じて親以外の大人との接し方を学ぶことも意義があります。

幼児のおけいこごと選びのポイント まとめ

日本で一番多いおけいこごとのパターンは「公文式+スイミングスクール」という組み合わせだという調査を目にしたことがあります。近所にあって通いやすいということもありますし、知育と体育の組み合わせとしてはいいバランスだと思います。

週2回公文式、週1回スイミング、ということなら、およそ7:3の割合になりますよね。
あとは、経済的な状況、本人のやりたいことなどを考えて、美育(ピアノレッスンなど)を週1回くらい追加するのがいいのではないでしょうか。

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