私立小学校の内部進学事情とは？内部進学の場合塾は不要なの？

我が子が私立小学校に通っているけれど、内部進学できるかどうか不安…っていう人もいれば、小学校受験をする予定があるけれど内部進学はできるの？って事情を知りたい方もいるのではないでしょうか。

中学校への内部進学を目指しているって方も多いのではないでしょうか。

「内部進学つまり推薦を頂くこと」。

小学校受験を目指すときに、私もインターネットでこのことについて調べまくりました。

そこで、私立小学校の内部進学事情について詳しくこの記事でご紹介したいと思います。

私立小学校の内部進学事情！

小学生の頃から私立に通うとなるとまっさきに「内部進学を目指している」って考える人もいるかも知れません。

ですが、結論から言うと、私立小学校だからといって、内部進学できるとは限りません。

実際に、昨今では、受験生だけでなく、中学校へ内部進学できる小学生も塾通いを検討するようになってきています。

受験する必要がないのに、なぜ小学生の内から塾に通わなければならないのでしょうか。

逆に、内部進学予定であっても塾に通わなければならないのでしょうか。

内部進学であっても塾に通う必要があるケース

実は私立小学校受験で、内部進学が確実ではない理由ですが、以下の要素があるからということが理由です。

学校によって内部進学基準は異なりますが、いくら受験が楽な内部進学の学校に入れたからと言って気を抜くことはできません。

生徒達は内部進学生ならではの壁を乗り越えなければならないのです。

例えば、学校によっては中学校への進学時に外部からの生徒を入学試験によって受け入れる場合があります。

特に所謂進学校と呼ばれる学校には偏差値の高い生徒が入ってきます。

または、付属大学に進むことを前提としたコースは、学力の水準が必要になります。

「内進判定」など、内部進学生独自の判定基準に満たない生徒は進学出来ないという制度を設けている学校もあります。

その場合は中学校からは別の中学校を受験する、もしくは地域の中学校へ入学する必要があります。

たとえば、立命館小の内部進学の基準でも、意外に厳しいとのことで、一定の成績をキープし、かつ特別推薦がないと内部進学ができないそうです。

それだけではなく、多くの私立小では、無条件で内部進学ができない場合が多く、無条件で内部進学させてくれる私立小はほぼ皆無なのかもしれません。

塾に通わない選択をした場合はどうする？

もちろん、塾に通わずに学習のフォローを行うこともできます。

個別指導塾に通わない代わりに家庭教師をつけるという選択肢もあるでしょう。

その学校の事をよく知っていて、生徒とも息がぴったりな先生に出会うことができれば、家庭教師も魅力的です。

また、通信添削などでも学校独自のカリキュラムが研究され、それにあったコースを選択できる場合もあります。

それほど学校の勉強に問題がなければ、市販の問題集を買ってきて家庭学習を行うこともできます。

しかしながら、通信添削を含め市販の問題集での学力補強は、質問対応できるよう、家族などのフォローや、生徒の学習ペース作りやモチベーションの維持など、学習を進めるためには少しコツや工夫が必要です。

内部進学を目標に塾・家庭教師を利用するメリット

私立の学校は、独自の教育理念やカリキュラムを実行できるので、課外授業なども充実しています。

さらに、土日がお休みの事も多く、主要科目に割ける時間は他の学校に比べたら短い事が多いのです。

小学校で学ぶ範囲のことは義務教育として最低限の単位が定められていますから、その分授業は早く進むことになります。

さらに、私立小学校となると、距離が遠く、電車通学をしている方も多いでしょう。

このため、塾は夜遅くなりますし、家庭教師などを利用して、しっかりフォローしていかないとどんどん遅れてしまうことになります。

親も子も負担にならない方法を考えましょう

塾に通う、家庭教師をつける、通信添削をするなどといっても、私立小学校に通っている学費があるので、費用の問題が出てきます。

ただでさえ、公立の学校に通うよりもお金がかかります。

また、小学生となると塾の送り迎え、お弁当を持っていかなければならない日があるなど、費用面以外の親の負担もかかります。

だからと言って、市販の問題集を買い与え、お子さんにやらせても、わからない所が出てきてしまった場合、すぐに質問が解決出来ない環境であればお子さんの負担は大きいです。

だからできるだけ安い家庭教師やオンライン教材でのフォローを低学年からスタートしていくことがおすすめです。

やはり、親としてやってあげられる範囲の中で、そのタイミングでお子さんにとって一番良い方法を選択する事が大切です。

まとめ

私立小学校での内部進学が絶対ではないことをご紹介しました。

内部進学のために塾に通っているお子さんは実は多く、学校によっては8割を超えているケースも。

だからこそ、塾や家庭教師は内部進学に必須ですし、授業についていけなくなる前にフォローしてあげることが大事です。

内部進学はもちろん、成績を保つためにも、塾・家庭教師・オンライン教材や負担のない方法から検討してみてください。