獣医になるには高校はどこを選べばいい?高校と大学、偏差値や勉強などまとめ

獣医師になることを目標にしている人が多いです。

でもどのようにしたら獣医師になることができるのでしょうか？

特に、獣医師は、国家資格を取得した人だけがなれる職業です。

大学の数も少ないためどんな高校を選べばいいのかわからないという方も多いかもしれません。

そこで、当サイトでは、獣医師になりたい、動物が大好きな方で将来の職業として目指そうと考えている人に向けて、獣医になるにはどんな学校を選び、どのような進路を進めば良いのでしょうか？ということについてご紹介します。

獣医師になるためには？

獣医師国家試験は定められた大学を卒業することで受験資格を得ることができます。

獣医になるにはどんな高校に通えばいいの？

獣医学部のある大学は国公立と私立合わせて16校しかありません。

どの大学も偏差値が高く、狭き門です。

また獣医学部は全国に16校しかないため競争率も激しいです。

ですが、獣医になるには、高校選びがとても大切です。

獣医の学校は少ないため、指定校推薦はあるの？とか推薦はしてもらえるの？って気になるかもしれません。

そこで、高校の選び方についてご紹介したいと思います。

理系に強い学校・学科を選ぶこと

中学生の皆さんは、高校は理系に強い学校または学科を選びましょう。

なぜなら、獣医科大学は医療系で理科系科目を中心に学ぶことになるからです。

大学入試の科目も理系と英語が中心になります。

一般的に、数学や理科、英語は重視される傾向にありますので、理系を獣医学部のある大学に偏差値が低いところはありません。

農業高校や酪農高校に入れば有利？そうとはいえない

「獣医になるには、農業高校や酪農高校に行けば有利」と思っている人もいるかもしれませんが、それは間違いです。

なぜなら農業・酪農を学ぶ高校は、獣医とは全く違った分野だからです。

農業高校というのは、農業に携わる人を育てるための高校で、酪農高校は牛や豚を育て、加工・販売する過程を学ぶ学校です。

このため、学ぶ理科・数学・英語などの授業時間を削って専門分野の授業に充てていたりします。

ですから、指定校推薦も、獣医学部からの指定校というものは期待できません。

農業高校は、獣医学部へ進学するために必要なそれらの授業の時間が少なくなっていますので、逆に試験に合格することはほとんど不可能と言えるでしょう。

また、選ぶなら獣医学科への推薦が可能なのかどうか、調べてから進学してみてください。

国公立大学への進学率が高い進学校

理系が強い高校はもちろんですが、獣医学部に入学を希望するなら地元の進学校を選ぶようにしましょう。

獣医学部への進学を希望している方は、国公立をまずは目指すことになるからです。

まずは国公立の獣医学部を目指せるレベルに学力を高める必要がありますので進学校に進むようにしましょう。

そして、なんといっても、獣医師は、国家試験に合格することで晴れて免許を取得し、獣医師としてのキャリアをスタートさせることができます。

そのためには、早い段階で学習習慣を身に着けておいたり、学力をキープしておく必要があるのです。

獣医学部のある大学は？

獣医学部のある大学は次の16校です。

第72回の獣医師国家試験では鳥取大学と山口大学が合格率100%だったと公表されています。

獣医学部のある大学は少なく、設置基準が厳しく、またさらに募集人数が少ないため、非常に狭き門となっています。

獣医学部の偏差値は？

獣医学科大学16校の偏差値は下記のとおりです。

国公立、私立共に獣医学部は、大変高い偏差値となっています。

個々の大学に若干の差はありますが、特に国立を目指す場合は、センター試験対策として社会や国語の高い学力も必要です。

ただ、私立の場合は推薦入試を導入しているところもありますので、難易度は少し低くなります。

獣医学部は、さらに数が少なく、募集人数も少ないため、どこも倍率が高いのが特徴です。

獣医になるには、バランスよく高い学力をつけ、自分の偏差値をこのレベルにまで引き上げることが必要です。

逆に言うと、これだけの偏差値水準が保てる中学・高校を目指す必要があります。

まとめ

獣医学部に進学することを決めているなら高校選びの段階から重要になります。

農業や酪農を専門とする高校に入学した方が良いのかな？と思われている人もいるかもしれません。

農業や酪農を専門とする高校は獣医とは関係ありませんので入学するのはおすすめしません。

理系に強く国公立大学への合格実績のある進学校を選ぶことをおすすめします。

獣医学部に合格している卒業生が多い高校を選ぶのも良いでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。